2020-01-01から1年間の記事一覧

二律背反

明日、それでも初詣に行こうとする人はいったいどれぐらいいるのだろうか。 もちろん、このような時だからこそ神仏に詣でて祈願したい、という気持ちも分かる。痛いほど分かるけども、結局それは感染リスクを自ら上げる行為に他ならない。 最近の風潮で腹立…

管につける薬はない

逆に問いたい。いったいこの期に及んでいかなる理由でGoToキャンペーンを続けようという考えになるのか。

気がつけばそばにいた~筒美京平の音楽

筒美京平が亡くなった…と聞いてもその時は特に感慨はなかった。 そういえば最近とんと名前を聞かなかったなぁ…そんな感じで、80歳、そんな年だったのか、との事実をただ飲み込んだだけだった。 しかし以降TVでは彼の作曲した歌の数々のついて取り上げる特…

トランプと陰謀論

トランプが悪あがきを続けている。 長くかかったアメリカ大統領選も、どうやらバイデンの勝利がほぼ確定的になった。 それにしても「負けを知らない男」トランプは決してそれを認めようとはせず、「開票に不正があった」として法廷闘争に持ち込もうとしてい…

トランプは劇薬である。

劇薬だって状況によっては有効に作用する事もあるだろう。しかし常用し続ければいずれとんでもないことになる。

"スター"のまばゆさ ~山口百恵ラストコンサートを観て

'70年代に少年期を過ごした自分にとって、山口百恵は特別な存在感を持っていた。 別段ファンだったわけではない。コンサートはもちろんレコード(当時)を買ったこともなく、ただ単にTVに出てるのを観ていた程度だが、なのに年を重ねるごとに芸能界での存在…

原因と結果を取り違えてないか?

その猛威をまったく衰えさせる気配を見せない新型コロナウイルス(COVID-19)。おそらく今年の新語・流行語大賞は「3密」「クラスター」「アベノマスク」といったコロナ関連の用語が大半を占めるだろうなとか、「今年の漢字」はきっとコロナ禍の「禍」になる…

「総合的に判断」と言う名の無判断

要は為政者の胸先三寸ですべて決まってしまう。

こういう出口の見えない、息の詰まりそうな時だからこそ

自分に心地いい説にはつい飛びついてしまいそうになる、という危険が満ち溢れている。

これはアジモフとはいえないな~映画「アイ, ロボット」

コロナ禍のおかげで最近は家にいることが多く、休みの日などTVに向かう時間が格段に増えた。で、そんな時、以前録画して(いつか観よう)とそのままになっている映画をこの機会にちゃんと観る機会も出てきて、徐々にHDに空きが増えて行った。 そうして観た…

一条の光?

「BCGが新型コロナウイルスの予防に一役買っているかもしれない」 そんなニュースを聞いて非常に心強いものを感じた。僕の住んでいる東京はきのうと今日と2日続けてコロナ感染者が100人以上を数え、遂に累計感染者は1,000人を突破した。こんな出口の見え…

エイプリルフールネタかと…

現在、全世界を席巻している新型コロナウイルスに関して僕は何も言う事が出来ない。最初のうちはそれほど重大だとは思っていなかった。しかし状況がどんどんめまぐるしく変わっていく様に追われて自分の素人考えなどは後から後から吹き飛んでしまい、今から…

さようなら、ノムさん

「就職お願いします!」 今から10年余り前、楽天がクライマックスシリーズのファイナルステージで敗退し初の日本シリーズ進出の希望を断たれた試合直後のインタビューで野村監督(当時)は第一声にこう言い放った。辞める気なんかさらさらないぞ、と言わんばか…

ドイツクラリネットの"音"の変遷

ウルフ ローデンホイザー・ザビーネ マイヤー・アロイス ブラントホーファー。 この3人の名前を並べて「ははぁ」と思う人は…まずいないと思うけども、もしいたとしたら嬉しい。この3人は、1970年代から90年代初頭にかけて、カラヤン時代のベルリンフィル後…